大勝庵 玉電と郷土の歴史館 12月は、そば コレクションです。
二子玉川の、大勝庵 玉電と郷土の歴史館
12月のお宝展示は、
そば コレクション です。
何しろ、当歴史館の前身は、言わずと知れたおそば屋さんです。
大塚館長のお得意分野です。
まずは、「引越しそば」グッズです。
昭和45年頃の、引っ越した時にご近所に配る、「そば券」です。
この風習ですが、大塚館長のご説明によりますと、
「大家さんには10枚、ご近所には3〜5枚を配る」ものだそうです。
もうこの頃から、本物のおそばではなく、
この様な券が配られていたのですね。
次は、どんぶり色々です。
きつねそばに用いた、きつねの絵柄です。
たぬきそば用もあります。
これらは、大塚館長が、昭和30年代におそば屋の修業で勤めていた、
三軒茶屋の「松喜そば店」さんからいただいたものだそうです。
因みに、「関東ではたぬきそばが好まれ、関西ではきつねそばが好まれる」そうです。
鍋焼きうどんの鍋です。
よくある土鍋ではなく、鋳物です。
これも、松喜そば店さんからのいただき物です。
土鍋はすぐ割れるので、松喜そば店さんが、
「キューポラのある町」で有名だった、
川口の鋳物工場で、造ってもらったという特注品です。
七味唐辛子の缶、いろいろです。
よく使われたのが、長野の善光寺の絵がついている容器だそうです。
おそば屋さん御用達?のカレンダーです。
昭和47年、当歴史館がおそば屋さんだった時の「そば処大勝庵」で、
最初に作ったカレンダーです。
昭和62年のものには、家紋も入っています。
他のおそば屋さんのものになりますが、
近年のものも有ります。レトロなイメージは同じですね。
そして最後は、こちらのスクラップブックです。
研究熱心な大塚館長が、昭和63年9月から数年にわたって、
全国各地のそば屋さんを、歩き回った記録です。
あれ? ここにも、そばグッズ?
そば処大勝庵時代の、刻みねぎの包み紙の束です。
どうやら、メモ用紙にしてるみたいですね。
二子玉川の、大勝庵 玉電と郷土の歴史館
12月のお宝展示は、
そば コレクション です。
そして!
2017年(平成29年)の、
お宝コレクション展示予定です。
1月 昭和の自転車
2月 8mm フィルム
3月 8トラックテープ
4月 カセットテープ
5月 家電のカタログ
6月 自動車のカタログ
7月 ハローキティちゃん
8月 手帳
9月 ノート
10月 えんぴつ・色えんぴつ
11月 マジック・インキ
12月 ものさし・メジャー
来年も、とっても楽しみな、
二子玉川の、大勝庵 玉電と郷土の歴史館 です。
- 2016.12.29 Thursday
- 地域情報
- 11:25
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- by シニア倶楽部 編集長